パーマ理論

パーマはカットを活かすためにある

シュヴーにはオリジナルのパーマ理論があります。
 

薬剤を扱う知識的な理論と、カットを活かすための巻き方の理論に

分かれますが、巻き方の理論を紹介したいと思います。


 

 

基本的に髪の毛はつむじを中心に分かれます。

その上で、仕上がりの方向をどちらに動かすのか、

仕上がりの方向に合わせて巻き方が変わります。

 

つむじを中心に、

放射線状に仕上げる場合、フォワード仕上げと呼びます。


放射線状に対して、後ろに流す仕上げをリバース仕上げと呼びます。

 

フォワード仕上げに対する巻き方をフォワード巻き、リバース仕上げに

対する巻き方をリバース巻きと呼びます。仕上げの方向性に合わせ、ボ

リュームアップ、ボリュームダウンなど様々な巻き方はありますが、

仕上げの方向性が最も大切なのです。


そして、カットの各セクションに対してワインディングを行います。

 

カットラインを見極め、パネルを持つ角度を見極め、

カットを最大限活かすワインディングを行います。



シュヴーではトレーニングセンターで全てのスタッフがカットを見ただ

けで全員同じワインディングを行うことが出来るよう訓練しています。

その為に、誰が巻いても同じスタイルを作ることが出来るのです。

 

つまり、『パーマの巻き方はカットで決まる』のです。

カットで髪の毛をどのように動かすためにどのようにカットするか、

そしてそのカットを最大限活かすためにどう巻くのか。



例えば内巻きになるようなカットに対して外ハネにセットしては意味が

ありません。その場合は外ハネしやすいカットが必要なのです。

 

そういった理論がシュヴーのこだわる『再現性』を生み出します。